「あなたの娘さんの供養に・・・」と。
友人から頂いたものです。
じっと見つめていると、
作者(元キルト作家)の面影がだぶります。
私も真似したくなりました。
中学時代の同窓会がありました。
欠席の私にまで資料を送っていただきました。
およそ60年前のことです。
学級ごとの1枚の記念写真がせいぜい、
もちろん個人の顔写真なんて想定外、
そこから一人ひとり切り取り、ここまで。
膨大なエネルギーと時間を
費やされたことでしょう。感謝です。
和裁教室のお仲間から。
今、着物アドバイザーとして大活躍です。
木目込み仕立てというのでしょうか、
お正月・お雛様の時期はこれでいきます。
この籠の編み方を教えていただいた
先生の作品です。
高地に生息する「イネ科」の野草ワラから
細い縄を綯い、素材にしてます。
この「縄を綯う」という作業が、
そう簡単にいくものではなく、私は撤退。
市販品の「アサヒモ」で妥協せざるをえませんでしたが、この素材の放つ風情は別格です。
昨年暮れ、100歳で亡くなった
叔母様の形見にいただきました。
日本刺繡の達人で
着物の仕立てもこちらが、逃げ出したいほど、
丁寧な方でした。
「まあチャン、丁寧に縫って、よーくしごくのよ!」
そんな声が聞こえてくる作品です。
同時に、これが、彼女の妹の日本刺繡です。
娘時代のものを
何十年もとっておいてくださったことに感謝です。私の母の形見になります。
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