2016年12月22日木曜日

季節の詩 12月ー4  「足利銘仙て・・・絹なの?」

💛東京在住の友人のふとした質問でした。

足利の私「ウ、ウ、ウン。・・・そ、そ、そうなの。」
*

「アレ!私、なにも知らなかった!」


💛20世紀前半、日本女性の夢を乗せた、

自由で大胆な銘仙たち。

1854年の開国で、主力輸出品となった生糸。
大量の規格外の繭も生まれる。
そのくず繭で、養蚕農家が自家用の絹布に。
銘仙着物の素地となる。
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昭和初期、暮らしに、西洋文化が急速に浸透。
女子教育の拡充・社会で働く女性
安価・デザイン性の高い銘仙の通学着・普段着
東京近郊の織物産地で大量生産
(八王子・秩父・伊勢崎・桐生・足利・佐野・青梅)
京友禅の南信一郎先生



💛各生産地が、独自の発展をたどるなか、

足利銘仙のそれから・・・。 

*
合理的生産方法で大量生産


一流画家にポスター・絵葉書を依頼

安価・低廉の絹地・斬新な柄・大流行

急速な社会の変化に翻弄されながらも、
そうした中にこそ育まれた
庶民の活力を映し出した美が銘仙。


💛「ここは、撮影禁止・・・別の展示場がいいよ」

「機械も見られるよ」・「ハイ 行ってみます」






*まだまだ、初心者です。

いつか、もっと深い銘仙考をお約束します。

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