2016年7月9日土曜日

季節の詩 7月ー2 [ルノワール]モデル嬢の数奇な運命にショウゲキです!

おのれと比べ、あまりにも[都会]のモデルさん、

もっと知りたくなりました。
💛

     [都会のダンス]       [田舎のダンス]
 
気品と初々しい色香⇔屈託にない陽気と笑顔 

四重奏団の円舞曲⇔手回し風琴の響き
シャンデリアの夜⇔クルミの木陰の昼下がり


*
モデルは、

    シュザンヌ・パラドン⇔アリーヌ・▽○△×
                                    (後のルノワール夫人)
    自称「大富豪の娘」
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実は、「大富豪宅の家政婦の娘」・父親不明
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モデル当時18歳、お腹には息子が。(のはず)
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15歳で、軽業師。大けがで失業、モデルに。
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   [都会のダンス]ほかにも、多数代表作
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  息子「僕のパパは?」
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   答えは 毎回変わった!
  (ルノワールもあった!)
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息子12歳でアルコール中毒
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     18歳で精神病院へ
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作業療法として、絵を始める
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    [コタン小路]

 モーリス・ユトリロ作
画家・資産家・詩人・作曲家・ジャーナリスト・・・
勿論、ルノワールも。
  父親、謎のまま、
ユトリロ氏が、彼を認知
詩情豊かな路地裏画



[光満ち、生きる喜びをみずみずしく描いたルノワール・その代表作のモデルのパラドンの息子ユトリロは、ルノワールが頂点を極めた後にも描き得なかった、人生の側面を、アルコール中毒の震える指でとらえたのかもしれない。・・・]
 朝日新聞・日曜版(世界名画の旅)より


一方、母親パラドンは・・・
[都会のダンス]等完成の頃、

ルノワールは叫んだ。
「パラドン!」
「なぜこんな素晴らしい才能を隠していたんだ!」        
 ドガはこう呼んだ。 
「パラドン!君は、素描の天才だ!」


ロートレックは舌を巻いた。 
「パラドン!鋭い感受性と的確なデッサン!」



貧しい幼児期から

石畳のカンバスに、消し炭で絵を描き、

モデルをしながら巨匠の色彩を汲み取り、

一目散に帰宅、デッサン に励む。

*





 リモージュ市から30キロ。

  寒村の建物の壁に
    小さな石板

💛 
「この家に偉大な画家シュザンヌ・パラドン生まれる」

「高名な画家・モーリス・ユトリロの母」

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